品質 SPEC

自然素材を
活かしてつくる

想創は、国産の木材をはじめ、適材適所で木材を選定し、自らの足で仕入れも行いながら、自社大工をはじめ、地域の職人さんと一緒に作っています。
そして、その家で住み暮らしていくご家族のために丁寧に、心を込めて。それが地域工務店の本意であると思っています。

1.外壁も内壁も手塗りの壁

手塗りの壁

私たちが提案する建物は外壁も内壁も職人さんの手塗りの壁です。想創の家づくりで大切にしたいこと、それは”調湿”です。家の壁は呼吸をする素材を用いて作っています。風合いもさながら、お家を健やかに保ち、長持ちさせる役割もあります。
外壁は透湿性と防水性、防カビ、防藻、退褪色性にも優れた高機能な仕上げ材を、内壁は調湿、消臭、抗菌機能に優れた西洋漆喰を採用しています。
気になるメンテナンスや維持コストも、大規模な改装や補修ではない限り、一般的なイメージよりも意外とかからないのが実際のところです。

2.天井・床だけでなく造作家具も無垢材

無垢材

天井や床だけでなく、造作家具まで、ふんだんに無垢材を使います。無垢の床は足ざわりも柔らかく、冬もあたたかい・・・また、室内をちょうどいい湿度に保つ性質もあります。木そのものが持つ質感は、住めば住むほど味わいが増し、馴染みます。
木は気持ちを穏やかにし、リラックス効果やストレスの緩和にも効果があります。

3.2つの工法を組み合わせた高い耐震性能

耐震性能

壁構造自体は在来軸組工法で行います。土台、柱、梁で組上げしっかりとした木造構造にします。通常の軸組み工法はそれに筋交いを施工するのですが、想創ではさらに壁工法の強さを得るため、この構造材の外側に耐力壁として構造パネルを張り、必要とされる部分には筋交いを施工します。軸組工法と壁工法の良いとこどりをした、地震に強い家の構造が完成します。なおかつ、塗り壁の下地を兼ねた外断熱パネルで外壁全体を覆い、継ぎ目のない塗り壁仕上げのため、構造を保護しながら、偏芯負荷もかかりにくく、より耐震性に優れた工法となっています。

4.木から生まれたエコ断熱材「セルロースファイバー」

セルロースファイバー

セルロースファイバーは欧米諸国で開発された環境・健康に対応した次世代エコ断熱材です。欧米諸国では普及率が高く、最もポピュラーな断熱材として定着しています。木から作られたセルロースファイバーは、様々な太さの繊維が細かく絡み合い、1本1本の繊維の中に自然の空気層ができます。この空気の存在がより熱や音を伝えにくくし、木質繊維特有の吸放湿性で適度な湿度を保ちます。セルロースファイバーは、調湿、防音、防火、防虫に優れた高機能な断熱材です。

5.薬品を使わないシロアリ対策「ホウ酸処理」

ホウ酸処理

シロアリを中心とした害虫を寄せ付けない防蟻、防虫効果。ホウ酸だんごというゴキブリ駆除材にも使われているように、害虫への忌避効果に優れています。
そしてもう1つは「木材の保存」。木材腐朽菌を防ぎ、木材自体が腐る事を防いでくれます。海外では50年以上前から実績が あり、アメリカでは建築する際に構造材塗布が義務付けられている州もあります。